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2008.02.25 Monday  | - | - | - | 

木の家に住み始める

 年度末の成績処理に忙殺される日々。ブログの更新をする暇などないはずなのだが、一寸仕事を中断して書いている。そして今月の末には現住の賃貸マンションからついに引っ越す予定となっており、まさに多忙の極みである。いま、去年の秋に着工した念願の新しい我が家がほぼ完成している。いわゆる無垢の木の家づくりを身上とする、信頼できる小さな工務店にお世話になっているのだが、家の中に入ってみると、松、杉、ヒバ、桜、などの木の香りがたまらない。家の真ん中には8寸3分ほどもある大黒柱がどんと立っていて、それがまた感激である。樹木に囲まれた暮らしというのが憧れであった。環境問題に直面している現代において、日本古来の樹木信仰はつくづく尊いものだと思う。実際には、仕事の関係上それほど田舎に引っ込む事は出来ないので文字どおり自然の木々に囲まれての生活という具合にはいかないが、自然の木で作られた我が家をありがたく頂戴し、大切にしていきたい。
 ところで、柱というのは家の核となる「木の主」である。主という漢字は燭台の炎が燃えている形から来た象形文字である。その灯りを囲むように家族が集う。一家の中心が主である。それに木へんがついて「柱」。はしらの「はし」というのは「神の領域と人間の領域をつなぐもの」である。神社の境内と外を結ぶところにはいつも橋(はし)がある。神の恵みである食べ物を人間の口に運ぶものは箸(はし)。古事記においても柱は天と地を結ぶものであり、神々が天地を行き来する橋もたくさん出てくる。我が家の大黒柱を見るにつけ、そんなことを考えたりする。そもそも自分の土地になったとはいえ、この土地にも前から神さまがおられるわけで、我が家の木の香りを胸いっぱいに吸い込むと、とても神聖な、敬虔な気持ちになるのだ。自然を敬い、先祖を敬う。日本人の生活の中から生まれた神道とはなんとすばらしいのだろう。光、空気、土、水、木、それら全ては神の宿る人間を超越したものである。そして我が国にはその大自然の源である太陽を象徴した国旗もある。新しい我が家を拠点に、日本人であることの喜びをいま一度かみしめて新年度をスタートさせたい。


画面右、新居8寸3分の大黒柱
大黒柱
2007.03.19 Monday 23:57 | comments(2) | trackbacks(1) | 憂國・教育 | 

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2008.02.25 Monday 23:57 | - | - | - | 
milesta (2007/03/20 7:18 PM)
はじめまして。『木の教え』をTBいたしましたmilestaです。
新・へっぽこ時事放談さん経由で、時々拝見しておりました。日本の伝統・文化を大切になさっていることや英語教育についてのお考えなどをみて、こういう先生ばかりなら子供を安心して学校にやれるのになぁと思うことしきりでした。(現在は主人の仕事の関係で我が子たちはオーストラリアの現地校に通っております。)
リンクの件は、もちろんOKです。こちらも貼らせていただこうと思います。もしもご都合悪ければ、お手数ですがお知らせください。
カルマ (2007/03/21 12:17 AM)
コメントありがとうございました。リンクの件よろしくお願いします!


































『木の教え』 塩野米松
木の教え塩野 米松 (2004/07/31)草思社この商品の詳細を見る 木は本当にいろいろなことを教えてくれるんだなぁと、感心してしまった。この一冊で、木の性質、伝統や技術の伝承のこと、環境問題、果ては教育問題までを知り、
| 本からの贈り物 | 2007/03/20 12:15 PM |