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2008.02.25 Monday  | - | - | - | 

日本人にとって英語とは何か:1

 最近授業で「The English Language –Where Did It Come From?-」という長文をやっている。イギリスに端を発し、今や世界中で使われている英語。その生い立ち、英語という言語の由来・起源などについて書かれたものだ。ごく簡潔にあらすじを書きたいと思う。

紀元前55年にローマ軍がヨーロッパ大陸から海峡を渡り、たどり着いた島を「ブリテン」と名づけた。このときは長居はしなかったが、紀元43年にローマ人は再びブリテンを侵略。今度は400年もの間とどまった。ローマ人の言語はラテン語である。英語にラテン語を起源とする単語が数多くあるのはこのためだ。
5世紀になると、ローマ人に代わってアングロサクソン族がブリテンを侵略し、その島を「アングルランド」(イングランド)と名づけた。そしてイングランドではイングリッシュが話され始める。その後、デーン族の侵略、ノルマン人の侵略などを経て、デーン語、フランス語などが英語に入ってくる(フランス語は200年間貴族階級の言葉になった)。そのような経緯で、現在使われている英単語の多くはラテン語、デーン語、フランス語に起源がある。
17世紀になるとイギリスは世界中に植民地や市場を開き始め、英語はあらゆる大陸の人々に使われるようになった。英語を使う人々もスペイン語や日本語などの他言語から学んだ単語を英語として使うようになった。このようにして、今や英語は世界で一番豊かな言語になり、世界中で話される国際語となったのである。

 この長文を扱うにあたって、いわゆる国際語としての英語と英米人の母語である英語を生徒に区別させ、我々日本人が学ぶべきものはあくまでも国際語としての英語、すなわち英米人の手から完全に離れた(英米文化をできる限り排除した)「武器」としての英語でなければならない、ということを伝えたかった。そこで、この単元を終えたあとに、「日本人にとって英語とは何か」と題して生徒にプリントを配ることにした。私は慶応大学の鈴木孝夫先生のお考えにかなりの部分において賛同しているので、考え方としては同先生の著書に記されていることと類似したものである。生徒に配布したプリントを次回の記事に載せたいと思う。
2006.11.14 Tuesday 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) | 英語・英語教育 | 

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2008.02.25 Monday 14:22 | - | - | - |